Creator’s Lounge/鈴木達央氏に聞く
TV放送直前!アニメ「ケンガンアシュラ」主演・鈴木達央氏SPECIALインタビュー

アニメ&原作の魅力を主人公・十鬼蛇王馬役の鈴木達央氏が熱く語る・・・・!

拳願仕合(ケンガンジアイ)。それは、日本経済を裏で動かす企業同士の代理戦争。企業が“闘技者”を立て、闘技者同士の仕合結果でビジネスの勝敗が決まる――そんな、謀略と暴力が支配する苛烈な闘いを描いたのが漫画『ケンガンアシュラ』だ。

『ダンベル何キロ持てる?』原作者サンドロビッチ・ヤバ子が同じく原作をつとめたこのWEB発コミックは、斬新な設定と迫力のバトルシーンで瞬く間に人気となり、今年の7月にNETFLIXにてアニメの全世界独占配信を開始、10月からはPart 2も配信されている。そしていよいよTV放送が2020年1月10日(金)よりスタートする。

主人公は、己が最強であることを証明するため“拳願絶命トーナメント”に身を投じる闘技者・十鬼蛇王馬(ときたおうま)。王馬を鬼気迫る熱演で魅せた、鈴木達央氏に話を聞いた。

【プロフィール】

鈴木達央(すずき・たつひさ)

11月11日生まれ。愛知県出身。『Free!』シリーズ(橘真琴役)、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ(黒崎蘭丸役)、『七つの大罪』(バン役)、『黒子のバスケ』(高尾和成役)など、多くの人気アニメに出演。ロックバンド “OLDCODEX”のボーカル・Ta_2としても活躍中。

――原作との出会いを教えてください。

鈴木達央氏(以下敬称略):実は「裏サンデー」で連載が始まったときから読んでいたんです。もともと格闘漫画が好きだったんですが、一気にハマってしまって。コミックスも出るたび買っていました。だから、アニメ化の話を聞いたときは「これは……自分が出演しないと、読まなくなるパターンだぞ」と焦りましたね。

――そういうものなんですね!

鈴木:そういうものなんですよ。大好きな作品に自分が関われない悔しさと、自分だったらこうやるのに……みたいな、選ばれてもないのにおこがましい感情が芽生えて、純粋に作品を楽しめなくなっちゃうんです。だからこそ、オーディションには「絶対獲るしかない」って気持ちで臨みました。それこそ「今から仕合だ!」くらいの気合でしたよ。「ここで負けたら俺にはもう後がねぇんだ」って(笑)。

主人公・十鬼蛇王馬
――(笑)。 鈴木さんをそこまで夢中にさせたものはなんでしょう?

鈴木:主人公の十鬼蛇王馬が正統派のヒーローじゃないところ、ですかね。王馬は、他人のためじゃなくて、自分のためだけに闘っているじゃないですか。妬みも僻みも隠さずに、自分の強さを認めさせたいっていう純粋な欲望を、力で貫き通す姿は憧れるし、とても共感できたんです。自分がくすぶっていた時代、まだ何者でもなかった時代は僕も王馬と同じように「俺はもっとできるんだ!」って思っていたな、と。ためこんだ感情を爆発させる王馬の姿は、まるで過去の自分を見ているようでした。そんな王馬が、さまざまな闘技者との戦いの中で、どんどん成長していくのもまた面白くて。

――闘技者は個性派揃いですよね。

鈴木:ほんと、主人公を食う勢いでキャラが濃いですよね。この作品のいいところは、各闘技者それぞれにドラマがしっかりあって、人となりや強さの理由が見えてくるところ。だからどんどん気になるキャラが増えて、抜け出せなくなるんですよ。でも、そこまでしっかりドラマを見せたのに、やられるときは一瞬というキャラもいて……単純にどっちが勝つかまったく予想できないのがすごい!

個性豊かな闘技者たち(左:絞め技を得意とする今井コスモ/右:世界最強のボクサー、ガオラン・ウォンサワット)
――たしかに(笑)。 ちなみに、鈴木さんがもし『ケンガンアシュラ』の世界に入るなら、闘技者になるか、闘技者を雇う経営者側になるか、どちらを選びますか?

鈴木:ぜったい闘技者じゃないでしょ! こんなペラペラな身体じゃ闘えないですって(笑)。 『ケンガンアシュラ』に関わるようになって、昔かじってたキックボクシングをまた始めたんですけど、ずっとやってる人たちとは身体つきが全然違いますからね! どっちかっていうと、経営者側で出たいかな~。実際、自分が経営者だったらどう動くかって考えたことはあります。日本経済を牛耳る片原滅堂に付くのか、下剋上を狙う乃木英樹に付くのか……ビジネス的な読み合いもこの作品の魅力なんですけど、これもまた“暴力”ですからね。お金を使った暴力と、拳という肉体を使った暴力……ふたつの暴力が並行して描かれているのが、他の格闘漫画とは違うところで、すごく面白い。闘技者と経営者の関係も、それぞれの企業で違って、それがまた味があるんですよ。

――なるほど・・・!アニメを拝見しましたが、戦闘時の演技は鬼気迫るものがありました。役作りはかなり緻密にされたんでしょうか?

鈴木:緻密な役作りというよりは、闘っているときの息遣いを、ひたすら自分の中にストックするという作業を徹底しました。いろんな格闘技の試合を見て、選手たちの息遣いを盗むんです。ボクシングならこう、乱打戦ならこういう風に、痛いとき、骨が折れたときにはこういう声を上げるんだな、気絶したときは……という風に、何パターンもためこんでいく。あとは、岸監督たちと合同でジムに行く機会があって、そこでこの作品を担当している編集者の小林さんに、キックしてもらってそれを受けたりとか……。

――キックを受け止めたんですか!?

鈴木:あれはすごく参考になりました。原作を読んでいる方はご存知かと思いますが、小林さんは漫画の編集者でありながら格闘技もプロ並みという方で、実際に漫画を作るときに、サンドロビッチ・ヤバ子先生と組み手をして動きを決めていってるんですよね。そんな人に7割の力とはいえ蹴られたんですから……。

――普通に生きていて、キックされる経験なんてほぼないですよね……。

鈴木:ですよね(笑)。 だからこの経験は、最後まで役に立ちました。あとは、その声をフィルムにのせたときに、どうやって伝わる音にするか……生々しすぎてもダメだし、軽すぎてもダメだし、音響監督の飯田さんと何度も話し合って作り上げていったんです。たとえば連打の決めの一発で、家で何度も練習して自分が出したかった一撃の音が、現場では意外と軽い音だったことがあって。それでも、スタッフさんには「逆にリアリティがあって良かった、本気っぽかった」と言われて……なるほど、こういうこともあるのかと。自分の思い切りが、違った方向に作用して、新しい世界を見せてくれるということもあるんだなと、刺激になりましたね。

――最後に、アニメの見どころを教えてください。

鈴木:リアリティをふんだんに落とし込んだ、フィクションとしての格闘技の面白さ。たとえば戦闘シーンは、かなり細かくモーションキャプチャを取っていて、連打でも一打一打すべて違う動きをしているんです。音に関しても、痛みや重さを感じられるよう、こだわり抜いて作ってますので、そういう細かい部分に注目していただければ、かなり楽しめると思います。あと「格闘技はちょっと……」と思っている女性のみなさんでも大丈夫(笑)。 正統派の王子様キャラもいますし、守ってあげたい系キャラもいます! しかも闘技者たちには、経営者との絆や、悲しい過去などしっかりドラマがあって、それぞれに興味深い。闘技者・経営者合わせて64人いますので、ひとりは推しキャラが見つかるのでは? バトルとドラマ、どちらも楽しめる『ケンガンアシュラ』をどうぞよろしくお願いいたします!

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■『ケンガンアシュラ』SPECIALプライスパックの記事はコチラ
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作画:だろめおん
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■「ケンガンアシュラ」
アニメ公式サイト http://kengan.net/
公式Twitter @kengankai
NETFLIXにてPart 1&Part 2全世界独占配信中
TVアニメ2020年1月放送開始
[TOKYO MXにて1月10日(金)より毎週金曜25時35分放送
MBSにて1月11日(土)より毎週土曜27時38分放送
BS日テレにて1月14日(火)より毎週火曜25時30分放送
テレビ愛知にて1月11日(土)より毎週土曜25時50分放送
TVQ九州放送にて1月10日(金)より毎週金曜25時58分放送]
※放送日時は変更になる可能性がございます。

© 2019サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん,小学館/拳願会