TODOを待ちながら 1

- 内容紹介
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心理カウンセラー・“TODO”の型破りカウンセリング・ストーリー!! ▼第1話/心の鏡▼第2話/無人の椅子▼第3話/シャイマンの告白▼第4話/人間関係の姿▼第5話/自分に花を贈る女▼第6話/捨てられた野球帽▼第7話/笑顔の仮面▼第8話/自殺のサイン ●登場人物/等々力右近( TODO心理センターの心理カウンセラー。通称TODO=トド)、嶋村まりな(TODOの助手。大学の心理学科を卒業したての新米) ●あらすじ/まりなのカウンセラーとしての第一日目、TODOのもとへ一組の親子が相談にやってきた。画家の父を持つ春樹という少年が、小学校のコンクールで絵が入選したのをきっかけに、なぜか絵を描かなくなってしまったという。「子供の心は親を映す鏡だ」というTODOは、一見うまくいっている父、母、子、三人の関係に原因があるとにらむ(第1話)。▼いつの頃からか人の視線に恐怖を感じるようになり、ついには登校拒否にまで至ってしまった女の子。彼女の家庭に問題は見当たらず困惑するまりな。しかしTODOは、明朗快活で生徒にも人気があるという中学教師の父親に原因を見つけ、彼にそのことを告げるのだが……(第2話)。 ●本巻の特徴/心理分析のエキスパートTODOにも、まだ人の心について解らないところがあったという10年前のエピソードが描かれている(第8話)。