1枚1枚フィルムに撮影!!細かすぎて伝わらないアニメ撮影物語!?

星里もちる氏が描く“半分くらいホントの話?”
電子書籍『セルと羽根ぼうき』待望の第1巻登場!

 『りびんぐゲーム』『本気のしるし』『ルナハイツ』などのベテラン漫画家・星里もちる氏の新作が電子書籍となって登場!元アニメ制作スタッフだった星里もちる氏が“半分くらいホントの話?”として、「モバMAN」で好評連載中の本作、その気になる内容とは!?

 舞台は1981年。主人公の藤木さとるは、アニメが大好きな青年。あるとき、先に東京で就職した兄のところへ物見遊山で実家のある九州から上京。ついでにアニメ現場を見られればそれでいいや、という軽い気持ちでアニメ制作会社に面接を受けたら……あっさり合格!!
 ところがどっこい!アニメを観るのと、作るのでは大違い!!実績もスキルもない藤木はすぐに壁にぶち当たる!!それでもアニメ愛だけは彼の中では揺るがない。そこだけを励みに頑張る主人公を、ツンデレ系な先輩・今西さんや、綺麗でしなやかな大橋さん、元気が取り柄の松田さんなど、一癖も二癖もある仲間たちが生暖かく見守り……藤木は少しずつ成長してゆく・・・のかな??

 作者のアニメ愛、アニメスタジオ愛にあふれているところは随所に見られる本作、例えばタイトルの『セルと羽根ぼうき』という奇をてらったように思えるタイトルにも、当時の新人アニメ制作スタッフにとっては一番と言っていいくらい大事な想いが込められていて──。
セル(絵が描かれる透明なセルロイド板)についたゴミを払うのに一番良いのは羽根ぼうき!
打ち合わせに際して、羽根ぼうきの重要さを力説しているときの星里氏の説得力が溢れんばかりに綴られている。
 また、今回の電子書籍化にあたってオマケとしてどうしても描きたかったという本当の現場の暗さ──。まんがなので見やすく明るく描きましたが、ホントはもっと暗いんです・・・というのはここだけの話!知っている人しか知らない昭和のアニメ制作現場がどう再現されているのかご注目!!

 こんなにまで「細かすぎて伝わらないアニメ撮影物語」である『セルと羽根ぼうき』は、アニメ業界を支えてきた作り手、そしてアニメ好きには一読の価値あり!!

商品概要は以下のとおり。
星里もちる『セルと羽根ぼうき』1巻
価格:各販売サイトでご確認ください

6月8日まで無料試し読みができる「『セルと羽根ぼうき』配信記念!星里もちるフェア」実施中!

 星里もちる氏の『セルと羽根ぼうき』デジタルコミックスの配信を記念して、星里氏の作品が期間限定で無料試し読みできる「星里もちるフェア」を、「小学館eコミックストア」ほか主要電子書店各社で実施中!
対象コンテンツは以下のとおり。

『セルと羽根ぼうき』
『ねこ天』
『光速シスター』
『オムライス』
『怪獣の家』
『気になるヨメさん』
『結婚しようよ』
『ハーフな分だけ』
『本気のしるし』
『夢かもしんない』
『りびんぐゲーム』
『ルナハイツ』

 昨年、朝の連続ドラマ『なつぞら』で注目されたアニメ業界。そこから巣立っていったクリエイターはあまた多く、いまもなお第一線で活躍されている巨匠も少なくはない。さらにそうしたアニメ作品からインスパイアされてヒット作家となった漫画家のなんと多いことか!
もちろん星里もちる氏もその一人!
 時に西暦1981年──。アニメ界を大きなうねりが席巻していた。だが、その裏ではセルに1枚1枚色を塗り、1コマ1コマ撮影する人々がいた。この物語は、そんな昭和の色濃き時代にアニメ業界を舞台に奮闘する一人の若者の“半分くらいホント”の青春ストーリー。是非、ご一読を!!

■『セルと羽根ぼうき』1巻の詳細はコチラ
https://www.shogakukan.co.jp/digital/09D244580000d0000000
■星里もちる氏のTwitterアカウントはコチラ
@mochiru_h
■『セルと羽根ぼうき』配信中の最新話はコチラ
https://csbs.shogakukan.co.jp/book?comic_id=39524