哭きの竜 5
- 内容紹介
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みっつさらせば・・・地獄が見える 鳴くと必ず和了る男がいる。名前は竜。
鳴くことで運を引き寄せ、勝負に勝つ。
そんな竜の強運を手に入れようとする男たちがいた。
関東一円に勢力を持つ東日本最大の広域暴力団、
桜道会会長・桜田道造、系列の甲斐組組長・甲斐正三、
甲斐組二代目組長・石川喬、西の首領・海東武を狙った本宮春樹・・・・・・
竜の前を通り過ぎ、死んでいった男たち。
甲斐組若頭・外田裕二は、混乱を収めるため
本宮秋生の舎弟だった三上信也を、石川喬の影武者に
仕立てたが・・・策士・外田裕二の思惑を超えて
自分の意志で動き出す三上信也。
本宮秋生の可愛がっていた裏雀士・雨宮賢も加わり、
外田は、竜に生死を賭けた勝負を仕掛けるが・・・・・・!?
- 編集者からのおすすめ情報
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ひとつさらせば自分をさらす
ふたつさらせば全てが見える
みっつさらせば・・・地獄が見える
見える見える――――堕ちる様
裏雀士・雨宮賢の名台詞が印象に残る
生死を賭けた麻雀を、堪能してください。