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浮浪雲 63

浮浪雲 63
定価 556円(税込)
発売日 1999/04/27
ISBN 9784091851536
判型 B6
240頁
内容紹介
▼第1話/裸足(はだし)の女房▼第2話/女の空▼第3話/運が良けりゃ▼第4話/即今只今(そっこんただいま)▼第5話/謳歌清談(おうかせいだん)▼第6話/さまよう風▼第7話/縁は意なもの▼第8話/雲霧仁左衛門(くもきりにざえもん) 前編▼第9話/雲霧仁左衛門 中編▼第10話/雲霧仁左衛門 後編●登場人物/浮浪雲(品川宿「夢屋」の頭。遊び人)、かめ(浮浪雲の妻)、新之助(浮浪雲の息子)、花(浮浪雲の娘)、渋沢先生(かめたちの相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生)、とっつあん(欲次郎。「夢屋」の番頭)●あらすじ/かめは、飛脚の仕事をしている女性・お駒と話をしていた。お駒の話によると、彼女の亭主は旗本の次男だったが、武士の身分を捨ててしまったため安定した職に就けず、生活が苦しくなっていった。その時、「得意なことをやって、亭主を養えばいい」と言ってくれた人がいたから、お駒は天職である飛脚の仕事を始めたというのだが、その言葉を言ったのは、なんと……(第1話)。▼浮浪雲が美しい娘と歩いているのはいつものこと。しかし、青田先生は、美人の女と子供を連れて歩いている浮浪雲を見て、とうとう愛人ができたのかと疑っていた。浮浪雲を超一流の遊び人とよく知るとっつあんは、青田先生の話を信じていなかったのだが、浮浪雲が赤ん坊をあやすオモチャを落としたのを見て……(第2話)。

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