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浮浪雲 32

浮浪雲 32
定価 556円(税込)
発売日 1986/09/30
ISBN 9784091811226
判型 B6
226頁
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/曇りのち天晴(あっぱれ)▼第2話/盆休み▼第3話/最初で最後▼第4話/箱入り女房▼第5話/心模様▼第6話/二番煎じ▼第7話/大円鏡智▼第8話/瘋癲(フーテン)女郎▼第9話/しにぬるをわか ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/息子の嫁探しに奔走する都屋の主人。しかし息子は、見合いの相手をなかなか承知しようとしない。悩む都屋の主人に浮浪雲が、ひとりの娘を紹介する(第1話)。▼学問所の友人たちに仲間はずれにされてしまった新之助。みんなに優しく親切にして、人には嫌われない自信があったのに、何故……?(第2話)。▼欲張りな友人を咎(とが)めてよいものかどうか悩む新之助に雲は、「てきとうに楽しくやんなさい」としか答えない。そんなある日、欲深い鷲宮屋と一緒に集金に出かけた新之助と雲だったが……(第3話)。

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