旋風Z
- 内容紹介
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全盛期の手塚治虫が描く痛快SF物語! ▼第1話/プロローグ▼第2話/旋風Z●登場人物/鷹群良一(科学者・鷹群博士の息子。Zと名のって悪と戦う) ●あらすじ/鷹群博士は、太陽熱吸収所やどんなに古いモノでも新品同様に甦らせてしまう再生液などを発明した、日本が誇る科学者。その鷹群博士が突然、妻子とともに行方不明になり、世界中が騒然となる。鷹群博士は、その頭脳をねたんだ蛇沼博士に妻と共に殺されていたのだ。幸い、息子の良一だけは、母親そっくりに作られたロボットのジェットと、なんとか逃げ出し難を逃れた……。それから10年の歳月が流れ、良一は鷹群博士が火山内に作った研究所で、ジェットに世話され、すくすくと育っていた。しかし、蛇沼が良一の命をしつこく狙っているため、外出もままならない。そこで良一は変装して「Z」と名のり、蛇沼が私利私欲のために発明したモノを盗み出すという作戦に出る。 ●その他のデータ/昭和35年「少年サンデー」掲載