商人道(あきんロード) 3
- 内容紹介
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商社マン・大佛晃人の、恋と事業の結末は? 灼熱の企業ドラマ、衝撃なラストをもって完結!!
中国・東北部チチハル油田地区での人為的な事故で、熊代常務、大佛(おさららぎ)たちヒノマル物産の進めるシェールガスプロジェクトは頓挫するように思えた。しかし、王菲の調査により、近隣地区にシェールオイルが発掘できる可能性が示された!
しかし中国政府は再度このプロジェクトを競争入札にかけることを宣言、そこにヒノマル物産としては強敵である大手財閥系商社、四井商事が名乗り上げる!?
入札を優位に進めたい大佛たちに、中国側の責任者となった王菲は「ヒノマルがあるものを手にいれてくれるならば・・・」とこっそり条件を提示する。しかし、それは大佛の想像を超える「火種」を抱えていた・・・・・・!?
商社マン・大佛晃人の物語-------------本巻にて堂々完結!!
- 編集者からのおすすめ情報
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稀代のストーリーテラー・細野不二彦氏が描く企業ドラマ、完結です。
当初の構想では「60頁くらいの短編かな」と語られていた細野氏。多数連載を抱えていながらも日本国内のシェールオイル油田基地への取材もこなし、結果として、600頁以上続く、一人の商社マンの、一大プロジェクトの成否を描く壮大なストーリーとして描かれることになりました。
最終話までのめくるめくスピーディーな展開、そして衝撃のラストをお楽しみください。